つまらない、くるしいを、当たり前になんかしたくない。

…と、
私はしつこく、そう思っています。
“そんなもんだよ”とか
言いたくないんだよ!って。
いつもいつも、往生際わるく
ずーっと、割とそんなことばかりを
考えてきました。

「どうしたら、当たり前じゃなくなるのか」って。
あなたも、あなたも、あなたも。
そして、私も。
そんなことばかりを、考えてきました。
そして、いまもなお。

「つまらない」や「くるしい」の種は
たいてい、ヒトだったり、コトだったりします。

そこから
つまらないの樹、くるしいの樹が
ニョキニョキ伸びていかないように…と
みんな、色々と考えたり、悩んだりします。

ヒトを変えることは、むずかしいです。
というか、実のところ
変える必要も無いのでしょう。
同じように
「自分を変える」という言い方も
私は個人的に、あまりしっくりきません。

あすなろをヒノキとして
育てる必要は無い、と思ってます。

「努力」も
わるい言葉じゃないんですけどね。
ただ、何というか
「天井が決まっちゃってる」感じがして
やっぱり、あまりしっくり来ないのです。

そんなワガママな私が
目下、気に入っているのが
「工夫する」という言い方。

辞書の説明をまとめると、
「よい方法や手段を
見つけよう、見いだそうとして
色々と考えをめぐらすこと」の意。

……これこれ!
しつこい私の大好きなヤツ!です。

つまらない、くるしいを目の前にして――

あすなろをヒノキにするような
解決方法にしがみつくのでもなく。

“しょせん、ヒノキじゃないし…”と
すねたりするのでもなく。

“そうだ!このままのあすなろでオッケー!”
と、変化や努力はおろか、
工夫もしないことを正当化する
間違った「ありのまま」にすがるのでもなく。

昨日よりイカしたあすなろに
昨日よりイカしたヒノキに
そのための工夫をしつづける

…ことが正しいとか、
そうするべきだとか、
そんなんじゃなくって。

たぶん、その方がたのしい。

そうやって
今日も今日とて、しつこいワタシは
つまらない、くるしいを
当たり前にしないための「工夫」を
編み出すことに、ジタバタしながらも
ときめき続けるのでした。

++++++++++++++++++++++++++++++++
写真は、ハート型に見えなくもない
ある日の朝ごはん。

 

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