さびしくなるのは、
あたたかさに包まれた記憶があるから。
傷つくのは、
自分の内側に、輝くものが在ることを
感じているから。
くやしくなるのは、
自分の生きてきた道に、誇りがあるから。
自分を嫌いになりたくなるのは、
自分を愛することを
どうしても、あきらめきれないから。
その感覚、感情はぜんぶ、
なんだかひどく
カッコわるく、ダサく
感じられてしまうかも知れないけれど。
本当は、その何もかもが
あなたの中に宝物が在ることを
「自分で知っている」ということ。
――なのに、そうやって
ふとかなしくなってしまうのは、
「自分だけが、それを知っている」から。
恥ずかしからずに、
とるに足らぬものと決めてしまわずに、
その「宝物」を、箱から取り出して
外の世界へ、連れ出してみよう。
その「宝物」を必要としている誰かは、
かならず居るから。
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