その夢は、あなたのものですか。
絵に描いた夢を、生きようとしていませんか。
絵に描いた願いを、かなえようとしていませんか。
絵に描いた期待に、こたえようとしていませんか。
夢は、自分で描こうとすると、意外とむずかしいもので。
どこから描いてよいのかわからなくて。
だから、美しく描かれた誰かの夢が、ことさら素敵に見えて。
眺めているうちに
まるで、それが「自分の夢」であるかのように思えて。
その絵を、うまく再現することができないと
自分が不甲斐ないように思えて。
その夢は、
あなたの心を自然とあたため、
奮い立たせるものですか。
描きかけた夢を、塗りかけた夢が
もし、あなたを心の底からあたためないのなら、
もういちど、描きはじめる勇気を。
そして、いつでも、何度でも
描きはじめることができる自分自身に、信頼を。
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