「めんどくさい」に、針路をとれ。

好きなことをしよう。
ワクワクすることをしよう。
楽しいことをしよう。

そんな考え方が、市民権を得て久しいですよね。

…とんだひねくれ者の私は、
しかし実を言うと、あまり積極的に
取り入れていないのですが。
(あ、バレてました?・笑)

ただ、それは
そうすることに罪悪感があるから、
とかじゃなくって、
「なんか、それだけだと
“取りこぼしてる大事なもの”が
あるような気がするから」なんですけれど。

さて。
一方で、私は超のつく
「めんどくさがり屋」であります。
二言目には、心の中で、時にはリアルに
“めんどくさっ!”って言ってます(笑)。

めんどくさがり屋的には、
好きなこと、楽しいことなら
めんどくさがらずに出来そうなものですよね。
でも、意外とそうでもないんだよなあ、と
最近、つらつら思っていたわけです。
どんなことでも、
めんどくさいものは、めんどくさい(笑)。

しかし、めんどくささを避けて
過ごした時間が有意義だったかと言えば、
そうでもなかったりするんですな(泣笑)。

軽やかさに欠けるな、と思ったとき。
私が必ず試すのは、「疑ってみること」です。

“……って思ってるけど、本当にそうか?”と。

さっき、二言目には
“めんどくさっ!”って言ってしまうと言いました。

この「二言目」っていう”速さ”がポイントでして。
これ、「脊髄反射的」なんですよね。
もう、何も考えずに
“めんどくさっ!”と反応してしまってる。

ここをね、いっちょ、
とことん疑ってみようか、と思ってるんです。

めんどくさっ!…って思ってるけど、本当にそうか?と。
やりもしないうちに、勝手に決めつけてないか?と。
“めんどくさい”ということにしておいた方が
おトクだと思ってることはないか?と。

なので。
秒速で”…めんどくさっ!”と思った、というか
脊髄反射したときは、遊びゴコロをもって
「チャンス!むしろゴーサイン!」
って思ってみることにしてみようかなー、と。
もしかしたら、
「めんどくさい」の皮を被っていたものが
「じんわり、心底楽しいこと」かもしれないのですから。

というわけで
さっそく、一瞬”めんどくさっ”と思った
体操と筋トレをしてから休もうかと思います(笑)。

 

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