○○することさえ、できる。だって、生きてるから。

怒ることさえ、できる。
かなしむことさえ、できる。
――なんて、すごいじゃん。

ってね、唐突に思ったんですよ。
や、今日の私が怒ったり、かなしかったりしたわけじゃなくて。

“○○ことさえ、できる。生きてるから。”

この文に当てはめて遊んでたら、
なんか楽しくなっちゃったんですよ。

“怒ることさえ、できる。生きてるから。”

あ、もっと楽しくなりたい方は
“すげえ!”とかつけてもいいですよ。

“すげえ!
怒ることさえできるなんて!生きてるから!”

…おお、なんか無駄にエモくなった(笑)!
しかし、その無駄もまた、よきかなよきかな。

まあ、もちろん
腹の立つことや、かなしいことなんて、
無いにこしたことはないんですけれどね。

でも、何にせよこの「湧き出る感情」って、
生きて在ればこそ、だよなあ…って
ふと、そう思ったんです。

生きて在れば、笑うことさえ、できる。
生きて在れば、怒ることさえ、できる。

だからって、
「生きてるって素晴らしい!命に感謝せよ!」
とか説教じみたことを言いたいわけじゃ、
全っ然なくって。
ああ、これが「生きて、在る」ってことかあ…って。
ただただ、そう感じ入ったというだけのことで。

笑うも、怒るも、よろこぶも、かなしむも、
すべて「生きて、在る」の上にある。
「生きて、在る」が先で、
笑うや、怒るや、よろこぶや、かなしむが
「生きて、在る」を侵食してしまうことは
本当には、無いはずで。

だから、
“ことさえ、できる。”ってわけなんです。

「生きて、在る」という大きな土台の上にある
無数の感情の選択肢に足をすくわれずに、
ただ「生きて、在る」いまの真ん中にいられますように。
あなたも、私も!

 

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