自分を大切にしているフリをして
自分の本音に耳をふさぎ、
周到なごまかしに、目をつぶることではなく。
泣いている自分を、一刻も早く
泣き止ませようと躍起になることでもなく。
泣いてる自分を
心をキュッ…とさせつつ
切なく見つめながらも、
それでも、いつかは必ず
泣き止む瞬間がおとずれることを
識って(しって)いて。
ふと、泣き止んで顔をあげたときに。
“ほら、いま泣いたカラスが、もう笑ったよ”
って笑って出迎えて。
あとは、何ごともなかったように
また日々を続けること。
たとえば、そんな感じなのかもしれません。
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慈しみあうように寄り添って
ひらく日を待つ、つぼみたち。
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