孤独感の正体

不意に、心の中に
孤独感がじわっ、ってひろがること。
誰しも、多少なりとも
経験があるのではないかなと思います。

孤独にも、濃淡があると思うので
一概には言いきれないのですが。
“あ…”って感じで、じわり、とひろがる孤独感。
これの正体は、もしかすると
「拗ね(すね)」であるかも、しれません。

なんだか、一人ぽっちを感じる。
心の奥を解ってもらえてない気がする。
自分ひとりが、がんばって空回りしてるみたい。

…うん、
他にも思い浮かんだシチュエーションがあれば、
どんどん心に書き足してみてくださいね。

そうしたら、先頭に
この言葉を付け足してみてください。

「あのときと比べて」

そう。
一人ぽっちじゃなかった。
奥の奥まで心を通わせられた。
誰かと、みんなと共にがんばれた…などなど。

そんな大切な「あのとき」と
「いま」を比べて、さみしくなってしまって。
でも、「さみしい」なんて
なんだか情けなくて言いたくないから、
“いいよ、もう。別に。どうせ…”と
心強く振る舞おうとして。
「孤独なんだ、自分は」と
そっと言い聞かせて、
拗ねているのかもしれません。

でも、もしも本当にそうだとして。
自分ぐらいは、ゆるしてあげたいじゃないっすか。
さみしい、と素直に言うのがむずかしくて
結果、ちょっとナナメに構えて
拗ねてしまう、そんな自分を。
だって、確かにそう思っちゃったんですもん。

拗ねてる自分を、どうにかこうにか
早く立て直そうとしなくたって、いい。
「あのとき」を
必死に取り戻そうとしなくたって、いい。

ただただ、そんな自分を
殊更に励まそうとか、受け容れようとかも
することなく、
「そんな自分を、自分が知っている」だけでいい。

あのね。
「知っている」って、すごいんですよ。
無かったことにしないことだけ。
それだけで、まずはいいんです。

無かったことにせず、
しっかりと、ただ自分で知っていること。
そうすると、
その先の力は、ちゃーんと湧いてくることに
なってますから。

 

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